台湾の健康食品について

コラム

台湾の健康食品:概要

台湾には「健康食品」と「保健食品」の2種類があります。日本のトクホ(特定保健用食品)に相当するものが台湾では「健康食品」、その他のものが「保健食品」と呼ばれています。

台湾の「健康食品」については、日本のトクホと同様、台湾食品医薬品局(TFDA:Taiwan Food and Drug Administrations)による安全性と有効性の審査があり、認可を受ける必要があります。

「健康食品」の認可を取得できた場合、「小綠人」と呼ばれる「健康食品認証マーク」を付け、食品の効能効果について表示・宣伝が可能となります。なお、認可を取得していない食品の商品名に「健康」の文字を使うことができません。

台湾の健康食品認証マーク

台湾の健康食品:「規格基準型」と「個別認定型」

台湾の健康食品には、「規格基準型」と「個別認定型」の2種類があります。

規格基準型

政府が制定した健康食品規格基準に合致する場合、規格標準に制定されている効能の表示・宣伝が可能になります。現在規格基準となっている原料は、フィッシュオイル(血液中のトリグリセリドを下げる)と紅麹(血液中のコレステロールを下げる)の2品目になります。

規格基準型:台湾糖業 精選魚油
規格基準型:台湾糖業 紅麹

個別認定型

規格基準型に該当しないものは、個別認定になり、個別認定の申請を行います。個別認定に該当するものは、以下の機能に該当する商品です。

  • コレステロール調整機能
  • 免疫力調整機能
  • 胃腸改善機能
  • 骨粗鬆改善機能
  • 歯調整機能
  • 血糖調整機能
  • 肝臓保護機能
  • 抗疲労機能
  • 老化防止機能
  • 鉄吸収促進機能
  • 血圧調整機能
  • アレルギー体質調整機能
  • 体脂肪調整機能
胃腸改善機能:台湾糖業 寡醣乳酸菌
免疫力調整機能:台湾糖業 活力養生飲

台湾の健康食品:認定取得について

台湾の健康食品認定商品は以下のサイトで検索することができます。

◆認定取得一覧検索(中国語):https://consumer.fda.gov.tw/Food/InfoHealthFood.aspx?nodeID=162

台湾の健康食品の認定取得は以下の通りです。概ね、日本のトクホと同様の期間や費用が必要になります。

◆取得期間:2020年時点で最低1年間

◆取得件数:2022年7月時点で503件

参考「小綠人食品審查至少快2個月 110年元旦實施」:https://www.cna.com.tw/amp/news/ahel/202012250063.aspx

◆申請費用・期間(2022年7月時点)

  • 費用:初審8万元、複審17万元、領證費 (証明取得費)1,500元。
  • 期間:初審審查60日、複審審查180日(不足書類追加提出の日数を除く)

※健康機能の成分や含量の検査費用:一般検査2,300元、健康機能成分検査5万元。検査期間60日、サンプル5点が必要。

参考①「公告修正「健康食品申請許可辦法」QA 問答集」:https://www.mohw.gov.tw/dl-65581-7a58aab2-ca0b-4051-aef5-ab0aaa19683a.html

参考②「健康食品查驗登記諮詢常見問題」:https://www.fda.gov.tw/tc/includes/GetFile.ashx?id=f637015671853049632

最後に

台湾は、古くから中医学に基づいた食文化が根付いており、健康大国としても知られています。

今回はそんな台湾の健康食品についてご紹介いたしました。

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