台湾食品人気ランキング!~台湾人&日本人編(2021年上半期)
大家好!台湾食品オンラインショップHojia Marketです。
今回は、2021年上半期にHojia Marketで人気だった台湾食品をランキング形式でご紹介します。
ただの売れ筋ランキングではなく、特に台湾人に人気だった商品と日本人に人気だった商品をそれぞれ三つずつお届け。台湾人と日本人の好みの違いが出ていてとても面白い結果になりましたので、さっそくランキングを見ていきましょう!
目次
特に台湾人に人気の台湾食品
乖乖 コーンスナック チャイニーズファイブスパイス / 乖乖 玉米脆條 五香口味
日本人目線の偏見コメント
- 雰囲気がカールっぽい。パッケージの子供は、カールおじさんの隠し子なのではないかと勘繰ってしまうレベル。
- 五香口味と聞いて味を想像するのは難しいが、食べてその味を表現するのはもっと難しい。
- 実はココナッツ味の方が好きだけど、五香口味が好きと言った方が台湾通に見られる気がする。
「台湾人は乖乖を食べて育った」と言ったら言い過ぎだとは思いますが、台湾人であれば子供の時に必ず一度は口にしたことがある乖乖。現在、Hojia Marketでは三種類の乖乖スナックを販売していますが、台湾人に特に人気があったのが「五香口味」です。五香とは中華料理の代表的なスパイスで、このスパイスの味付けのスナック菓子になります。
おそらく八角などのスパイスが苦手な日本人には、なかなか不思議な味だと思います。ただ、日本の他のスナック菓子にはない特別な味だからこそ、台湾人の多くに購入していただいているのではないかと思います。
個人的には乖乖の「奶油椰子口味(ココナッツミルクフレーバー)」の方が好きで、日本人にもどちらかと言えばココナッツミルク味の方が人気なのですが、日本のスナック菓子にはまずないであろう「五香口味」は台湾人に大人気で、一時仕入れが間に合わず欠品となっていたほどです。
魚鬆(乾燥フレーク) / 味一食品 金槍魚鬆
日本人目線の偏見コメント
- パッケージの魚が強烈すぎて魚の餌と勘違いしそう。
- すごいシャリシャリ。食べたことがある味のような気もするけど、結局ない。
- ご飯のお供と言えばやっぱりかつお節と醤油!と日本人なら思ってしまいがち。
水槽の隣に置いてあったら「魚の餌?」と勘違いしてしまいそうな、インパクトのある魚の絵が描かれたパッケージが特徴の「味一食品 金槍魚鬆」。商品名にある、金槍魚はマグロ、魚鬆は魚のでんぶの意味で、台湾の「マグロ乾燥フレーク」です。
初めて食べた時は日本人にはあまり馴染みのない味だと思っていましたが、シャリシャリとした独特な食感と甘い味付けは、ちらし寿司や手巻き寿司で使われる桜でんぶに近い気がします。桜でんぶと比較すると、甘さはやや抑えめで、白身魚ではなくマグロを使っているためか魚の味がよりしっかり。ごはんにそのままかけても、パンに挟んでもおいしく食べることができ、色々な料理に応用が利くことから日本在住の台湾の方々に多く購入いただいております。
正直なところ、日本人の私は魚鬆ではあまりご飯が進まなかったのですが(桜でんぶもあまり好きではないとの弁明も加えておきます)、台湾人の妻は魚鬆をごはんにたっぷりかけて、何とも嬉しそうに食べていました。母国の味でご飯をもりもり食べる姿は見ていて気持ちがいいですね!
味全 花生麺筋(ピーナッツとお麩の甘辛醤油煮) / 味全 花生麺筋
日本人目線の偏見コメント
- 「麺筋」の名前から勝手に牛筋的なものを連想したけど、実際は真逆のお麩。
- 一口目の感想は甘い、二口目の感想も甘い、後から考えても甘い。
- 甘い、甘い、とにかく甘い。こんな甘い煮物食べたことないっていうくらい甘い。
お麩とピーナッツを甘辛いタレで煮込んだ缶詰「味全 花生麺筋」。甘辛いタレといっても、辛さは抑えめで、また日本人が日本の煮物をイメージして食べるとその甘さに驚くかと思います。実際、甘党である私も初めて食べた時は想像以上の甘さに驚き、食べた初日は一口で箸を置いたのですが、次の日なぜかもう一口食べたくなり、気付けばおかずとは思えないその甘い味付けの虜になっていました。
一度にたくさん食べるというよりは、お麩がたっぷりと含んでいる甘いタレをじっくりと噛みしめていくイメージでしょうか。お麩からジューシーに溢れ出る甘いタレが何とも言えません。初めはピーナッツとお麩の組み合わせも不思議でしたが、甘いお麩を食べ、香ばしいピーナッツを食べ、また甘いお麩を食べるとより美味しさが引き立つような気がします。
日本人からするとかなり甘い味付けの花生麺筋ですが、台湾人にはファンが多いようで、特に台湾人の方に多く購入いただいております。台湾人の知り合いにも「家に常備しておきたい!」とたくさん購入いただきました。
特に日本人に人気の台湾食品
台湾まぜそば KiKi麺
日本人目線の偏見コメント
- 日本で知られている「台湾まぜそば」と全然違って、軽い台湾まぜそばショックが起きる。
- 「KiKi麺」というポップな名前なのに味はかなり本格的。特に「花椒チリ―」のパンチは容赦ない。
- 5種類とりあえず制覇したい。「熟成黒酢チリ―」と「香る黒酢」の区別がついたら「KiKi麺」通。
台湾本場のまぜそばが自宅で楽しめるとあって日本人に大人気なのが「KiKi麺」。定番のネギオイルや花椒チリ―ももちろん人気なのですが、実は台湾魚介まぜそばも大人気です。台湾魚介まぜそばは、台湾を代表する調味料「沙茶醬ソース」味。沙茶醬はベトナムのナンプラーほどクセはないのですが、それでも魚の独特な風味がある調味料です。そのため、販売前は日本人にはあまり好まれないのではないかと思っていましたが、実際は日本人の多くの方に購入いただいています。
KiKi麺の美味しさはなんといってもつるつる・もちもちの天日干しの麺。タレと麺のシンプルなまぜそばなのでお好みの食材をのせて、アレンジする方が多いようです。
台湾ビール / 台湾啤酒 330ml
日本人目線の偏見コメント
- 初見でも「台湾啤酒」の缶になぜかノスタルジー。銀と緑と時々赤のパッケージにノスタルジー。
- マンゴービールやパイナップルビールは入口、クラシックな「台湾啤酒」が出口。
- 自宅で飲んでも美味しいけどやっぱり台湾の夜空の下で飲みたいとか思いがち。
伝統と歴史を感じる銀と緑色の缶の「台湾啤酒」。台湾に行ったことがある人であれば、このパッケージを見るだけで台湾の夜市や熱炒のお店での思い出が呼び起こされるでしょう。 台湾のビールといえばマンゴーやパイナップルなどのフルーツビールも珍しいですが、日本人に一番人気なのはやはり王道の「台湾啤酒」です。
苦みが抑えめでライトな飲み口の「台湾啤酒」は暑い夕方にぴったりのビールだと思います。台湾ならではのスパイシーグリーンピースやそら豆スナックと一緒に購入し、ご自宅で台湾風の晩食を楽しむ方が多いです。
FIGHT Bean 塩卵風味そら豆 / FIGHT Bean 戰豆 鹹蛋黄風味 140g
日本人目線の偏見コメント
- 個包装の袋を開けてその匂いに悩殺。これは絶対うまいやつと食べる前から確信。
- ちょっとリッチだから大切に食べようとか思うけど、食べ始めると結局すぐなくなる。
- 食べ終わっても、なぜFIGHT Beanという名前なのかは全く分からない。
FIGHT Bean、中国語では戰豆という物騒な名前のお菓子ですが、パッケージには馬に乗ったかわいい戦士(?)が描かれた、名前とパッケージのギャップがなんとも大きいそら豆のスナックです。
かわいらしいパッケージとは裏腹に味はかなり本格的で、袋を開けた瞬間に、鹹蛋(卵を塩漬けしたもの)のよい香りがします。からっと揚げたそら豆と鹹蛋のコクのある味付けがお酒のおつまみとしても相性抜群です。
それほど知名度が高くはないとは思うのですが、台湾で食べたことがある日本人の中には強烈なファンもいるようです。パッケージの見た目につられて購入された方でも、その美味しさからリピートする人も多い商品です。
台湾人と日本人の人気商品ランキング、いかがでしたでしょうか?日本人なのに台湾人に人気だった商品がお好みの方は、もしかすると前世は台湾人だったのかも?
万人受けする商品から、ちょっとクセのある商品まで、すそ野が広いのが台湾の食べ物の魅力だと思います。まだ食べたことがない商品でも、少し勇気を出してチャレンジしてみれば、新しい台湾食品の魅力を見つけることができるかと思います!
それではまた次回、下次見!